2025年8月1日金曜日

合成抵抗値でポットの抵抗値を変える

Potの話その2です。


二つの同じ抵抗を並列につなぐと抵抗値は半分になる、このことを合成抵抗値というそうです。何の話かというと74年製のテレキャスターカスタムのオリジナルの1MΩPotをパーツ交換なしで250KΩにしたいというお話です。


先日断線したリアピックアップをフロントのWide Range Humbuckerに出力を合わせてJunToneさんでRewindしてもらいました。そこで指摘されたPotの抵抗値、音がキンキンするのは1MΩのせいですよと、前にも書いたようにフロントのWRH1MΩとの組み合わせでちょーどいいんですが、リアのシングルのPot250KΩがいいですよね。


やっぱりオリジナルのパーツ交換はしたくないのでどうにかならないかなと思ってネットサーフで見つけました。1MΩPot1番と3番に1MΩの抵抗を繋げば500KΩになるんですって、でもせっかくだから250KΩにしたい。計算式はR1R2/R1R2だったので、これに当てはめると1MΩPot330KΩの抵抗を足すとPotの数値は248KΩになります。これが一番250KΩに近い。単純にPot1番と3番に330KΩを半田するだけなのでとても簡単です。




出音もいい感じに落ち着き扱いやすくなりました。これはちょー簡単!お試しあれ。

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