Potの話その2です。
二つの同じ抵抗を並列につなぐと抵抗値は半分になる、このことを合成抵抗値というそうです。何の話かというと74年製のテレキャスターカスタムのオリジナルの1MΩPotをパーツ交換なしで250KΩにしたいというお話です。
先日断線したリアピックアップをフロントのWide Range Humbuckerに出力を合わせてJunToneさんでRewindしてもらいました。そこで指摘されたPotの抵抗値、音がキンキンするのは1MΩのせいですよと、前にも書いたようにフロントのWRHは1MΩとの組み合わせでちょーどいいんですが、リアのシングルのPotは250KΩがいいですよね。
やっぱりオリジナルのパーツ交換はしたくないのでどうにかならないかなと思ってネットサーフで見つけました。1MΩPotの1番と3番に1MΩの抵抗を繋げば500KΩになるんですって、でもせっかくだから250KΩにしたい。計算式はR1xR2/R1+R2だったので、これに当てはめると1MΩPotに330KΩの抵抗を足すとPotの数値は248KΩになります。これが一番250KΩに近い。単純にPotの1番と3番に330KΩを半田するだけなのでとても簡単です。
出音もいい感じに落ち着き扱いやすくなりました。これはちょー簡単!お試しあれ。
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