2016年11月22日火曜日

Fender Bullet Deluxe 1981年製 修理依頼

知り合いからの依頼でBullet Deluxeの修理と調整。シリアルナンバーは頭がE1(Eighty One)から始まっているので81年製。珍しいので記録として残しておきます。

あまり詳細は分からないんだけどテレキャスヘッドでボディーもテレキャスター風。
発売当時中途半端なシリーズとして認識ありです。

なかなか切れのいい音で小ぶりなボディーはホールド性がいい感じです。ネックのスケールは通常の25.5インチのレギュラースケールでナット幅も41㎝なので普通のテレキャスターネックですね。
でもヘッドシェープはテレキャスターに比べるとちょっとイビツですね。

ピックアップセレクターの接触不良とネックの反りを修正してブリッジ駒の高さ、オクターブも調整。普通に弾きやすくしました。

ピックアップはムスタングタイプのピックアップカバーで中はプラスチックベースのピックアップ。まあ廉価版のギターですからパーツは安く抑えてるんでしょうね。左がフロントで右がリア、ピックアップの向きが変えてありミックス時のノイズ軽減を狙ってると思われます。


ピックアップセレクターは国産の物に交換してあるようです。おまけに配線がちょっとおかしかったので通常のフロント、ミックス、リアに直しました。キャップはこの時期によく使われているセラコン。

小ぶりで色もかわいいしちょっとはしくなりました。オーナーは小学生の女の子。お父さんからのおさがりのようです。なんか素敵ですね。

2016年11月6日日曜日

Neil BlenderからのFAX

1988年、G&Sのニール・ブレンダーからもらったFAX。G&S懐かしいです。彼特有のイラストいいですね。Neat Bledyはペンネームなのかな?ニールの板は独特なグラフィックとスケートスタイルが合わさって一部のスケーターに人気があったんです。

当時セールスマネージャーだったヘンリー・へスターはオールドスケーターでした。サンディエゴの工場で何回かあったことがあるんだけど、ビジネスで送ったFAXのコメントをたまたまニールが読んで返信をくれたようです。当時物凄くうれしかったな~。

確かにカリフォルニアは車での移動が基本。いやになっちゃうのも分かります。結局来日は果たせなかったのかな?知らないだけで来日してたのかもしれません。