2014年9月2日火曜日

ストラトキャスターの巻 その二

ネックの反りを治したのになぜか弾きにくい…???

なのでもう一度見直し。オクターブを合わせて鳴りは問題なし。後はナットしか無いと思ってよく見てみると…ん?溝がキツキツで弦を面で支えるベタベタ溝。これは良く無いです。改めて溝を点で支える様に調整。弦の滑りが良くなるようが溝幅もちょっと広げた。


やっぱり原因はここでした。滑りが良くなったので弦のテンションが正常に戻った。バッチリ弾きやすい。吊るしのままだとなんかしっくりこない。やっぱり調整すると別物になるね。

修理依頼、ストラトキャスターの巻

久しぶりのアップです。今回の修理はダーティからの依頼。ジャパンフェンダーのST62かな?多分…


PUはリード線から見てUSAのVintageだと思う。センターのリード線が黄色く無いからTX Specialじゃないね。

状態はフロントのPUの出力なしで、微妙なネックの逆反りがある。ブリッジとピックアップの高さを調整して、ナットの溝の深さを調整した。

一番の問題はPUの出力。ポールピースに触れるとノイズに混じって微量の出力がある。この場合ほとんどがアース不良、早速ピックガードを外してみた。あれ?ピカピカで触った痕跡さえない。どういうこと?


となれば疑う所はハンダ不良しかない。早速ハンダゴテでリード線のアース側のハンダを溶かして馴染み直してみた。ビンゴ!やっぱりハンダ不良でした。一見綺麗だと気が付かないハンダ不良。たまに有るんだよね。後はネックの反りを直して一件落着。